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重大な副作用(抜粋)

ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)

重大な副作用(抜粋)

ショック、アナフィラキシー(0.1%未満)

ショック、アナフィラキシーが
あらわれることがある

対処法
ショック、アナフィラキシーが現れた時の対処法1)
IVIGの投与を直ちに中止します。
厚生労働省 重篤副作用疾患別対応アニュアル「アナフィラキシー」の初期対応は以下のとおりです。
1 バイタルサインの確認 循環、気道、呼吸、意識状態、皮膚、体重を評価する。
2 助けを呼ぶ 可能なら蘇生チーム(院内)または救急隊(地域)。
3 アドレナリンの筋肉注射 0.01mg/kg(最大量:成人0.5mg、小児0.3mg)、必要に応じて5~15分毎に再投与する。
4 患者を仰臥位にする 仰向けにして30cm程度足を高くする。 呼吸が苦しいときは少し上体を起こす。 嘔吐しているときは顔を横向きにする。 突然立ち上がったり座ったりした場合、数秒で急変することがある。
5 酸素投与 必要な場合、フェイスマスクか経鼻エアウェイで高流量(6~8L/分)の酸素投与を行う。
6 静脈ルートの確保 必要に応じて0.9%(等張/生理)食塩水を5~10分の間に成人なら5~10mL/kg、小児なら 10mL/kg投与する。
7 心肺蘇生 必要に応じて胸部圧迫法で心肺蘇生を行う。
8 バイタル測定 頻回かつ定期的に患者の血圧、脈拍、呼吸状態、酸素化を評価する。

Simons FE, et al: World Allergy Organ J 2011; 4(2): 13–37. 厚生労働省: 重篤副作用疾患別対応マニュアル「アナフィラキシー」, 2019年9月改定より一部改変.

予防法
ショック、アナフィラキシーを予防するには
投与速度を遅く設定します(ベニロンの投与速度参照)。
ショックの多くは、投与開始直後もしくは投与速度を上げてすぐに起こることが多いため、投与開始後少なくとも30分間および投与速度を上げてしばらくの間は慎重に観察してください。

ショック、アナフィラキシーの発現機序

補体の非特異的活性化(抗原との結合を伴わない補体の活性化)2) 複数のIgGが凝集した場合(IgG重合体)、抗原がなくても補体を非特異的に活性化し、アナフィラトキシンが生成されます。つまり、IgGの重合体を多く含有している製剤を投与すると、血中の補体を活性化して、ショックなどの重篤な副作用を引き起こすことになります。

献血ベニロン-Iは、補体結合部位付近のSS結合をスルホ化することにより、生体本来のIgGの機能は保持したままで、IgGが凝集した際の補体の非特異的活性化を抑えます。

ショック、アナフィラキシーのリスク患者1)

他の薬剤における副作用の既往がある患者(特にアレルギー反応の既往歴)
アレルギー歴(気管支喘息、食物アレルギー(特に小児では卵または牛乳アレルギー)、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎、アナフィラキシーなど)
リスク要因として気管支喘息は重篤化しやすいといわれています。

ショック、アナフィラキシーの時期・兆候1)

時期:
投与数分から通常は30分以内
兆候:
蕁麻疹やそう痒感、紅斑・皮膚の発赤などの全身的な皮膚症状が発現します。これらが最も重要な早期の症状であり、初発の場合に多くみられます。一部の症例では皮膚症状が先行せずに、下記症状から発現する場合もあります。
消化器症状:胃痛、嘔気・嘔吐、下痢など
視覚異常、視野狭窄など
呼吸器症状:嗄声、鼻閉、くしゃみ、咽喉頭のそう痒感、胸部の絞やく感、犬吠様咳そう、呼吸困難、 喘鳴、チアノーゼなど
循環器症状:頻脈、不整脈、血圧低下など
神経症状:不安、恐怖感、意識混濁など
参考文献
1)
厚生労働省: 重篤副作用疾患別対応マニュアル「アナフィラキシー」, 2019年9月改定.
2)
福元裕二, ほか: 基礎と臨床 1977; 11(9): 2452-2456.
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