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慎重投与

脳・心臓血管障害又は
その既往歴のある患者、
血栓塞栓症の危険性の高い患者

慎重投与

脳・心臓血管障害又はその既往歴のある患者、血栓塞栓症の危険性の高い患者

脳・心臓血管障害又はその既往歴のある患者
[大量投与による血液粘度の上昇等により脳梗塞又は心筋梗塞等の血栓塞栓症を起こすおそれがある。]

血栓塞栓症の危険性の高い患者
[大量投与による血液粘度の上昇等により血栓塞栓症を起こすおそれがある。]

設定理由

大量投与により血栓塞栓症(脳梗塞、心筋梗塞等)を起こすおそれがあります。

関連する項目:重大な副作用 血栓塞栓症(頻度不明)
血栓塞栓症は重大な副作用としても設定されており、脳・心臓血管障害又はその既往歴のない患者に対する投与時にも注意が必要です。
対処法
血栓塞栓症があらわれた時の対処法
中枢神経症状(めまい、意識障害、四肢麻痺等)、胸痛、突然の呼吸困難、息切れ、下肢の疼痛・浮腫等の症状がみられた場合にはすぐに投与を中止し、それぞれの病態に応じた処置を速やかに行います。
予防法
血栓塞栓症を予防するには
慎重に投与します1)ベニロンの投与速度参照)。
  • 投与可能な最低濃度かつ実施可能な最低投与速度で投与します2)。投与速度が速くなるほど発現する可能性が高くなるので、投与速度を遅くします(各1日用量は8時間以上かけて投与します)1)
  • 高用量(400~1,000mg/kg/日)の投与は避けます1)
投与前、患者の水分補給が十分であることを確認します2)
高リスク患者では、血栓症の兆候と症状を観察し、また投与前の血液粘度を確認することを検討します1),2)
①超音波検査、②MRA、③血液検査により血栓塞栓症の発生を予測することができるとの報告があります3)

血栓塞栓症の発現機序1),4)

血小板数の増加、血小板活性の上昇4)
投与後の血漿粘度上昇1)
  • 局所的脈管血栓症に至る、投与部位における局所的/区域的粘度上昇
  • 遠隔部位での血栓症に至る、全身性の粘度上昇
  • 定常状態に達する前に生じる、投与部位から離れた粘度の勾配
第Ⅺ因子(第Ⅺa因子)の活性化による顕著なトロンビン産生1),4)
* 第Ⅺ因子:血液凝固の内因系経路の成分の1つで、トロンビンの生成に寄与しているため、その成分量が増加すると血栓形成方向に傾きます。

血栓塞栓症のリスク患者2),5)

脳または心臓血管障害またはその既往歴のある患者
長期にわたり運動量が極端に少ない患者、血管カテーテルが留置されている患者、エストロゲン使用患者、年長者(≧45歳)

血栓塞栓症の時期・兆候2),5)

時期:
急性であり、IVIG投与中または投与後24時間以内に発現する可能性が高いとされています5)
兆候(血栓症の症状):
上腕や下肢の変色・疼痛・浮腫など、原因不明の息切れ、深呼吸時に悪化する胸痛や胸部不快感、原因不明の速脈、胸痛、体の片側のしびれ感または脱力感、めまい、意識障害など2)
参考文献
1)
Cheng MJ, et al: Drugs Aging 2011; 28(9): 729-736.
2)
FDA Safety Communication; 2013 Jun 10.
3)
和泉唯信, ほか: 神経内科 2006; 65(5): 513.
4)
Spurlock NK, et al: J Vet Emerg Crit Care 2011; 21(5): 471-483.
5)
Daniel GW, et al: Transfusion 2012; 52(10): 2113-2121.
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