感染症治療におけるIVIGの作用機序
抗菌薬の感受性亢進
抗菌薬の効果が得られにくい細菌では、抗菌薬は細胞内の作用点まで到達しづらくなっており、そのために十分な効果を発揮できないと考えられています。
IgGのFab部が細菌の表面に結合すると細胞壁が傷害されます。その結果、抗菌薬が細胞内の作用点まで到達しやすくなり、抗菌薬のMICが低下するものと考えられています。この作用をIgGによる抗菌薬の感受性亢進作用といいます。
抗菌薬の効果が得られにくい細菌では、抗菌薬は細胞内の作用点まで到達しづらくなっており、そのために十分な効果を発揮できないと考えられています。
IgGのFab部が細菌の表面に結合すると細胞壁が傷害されます。その結果、抗菌薬が細胞内の作用点まで到達しやすくなり、抗菌薬のMICが低下するものと考えられています。この作用をIgGによる抗菌薬の感受性亢進作用といいます。